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よみがえれアサザ咲く水辺 
    あらゆる協働が作り上げる 湖の自然再生事業
アサザプロジェクトの基幹事業であり、象徴的な事業「湖の自然再生事業」。
この取り組みを、生きものたちがいま、評価してくれています。
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■波間のアサザがプロジェクトの原点

 ◇霞ヶ浦・北浦は死んだと言われていました。
   1970(昭和45年)からの霞ヶ浦開発事業により、
   湖岸はコンクリート堤防で覆われ、
    常陸川水門(逆水門)の締め切りで水質が悪化、
    生きものたちが住みづらくなってしまいました。
    湖岸の植物は大幅に減り、残った植物も波で侵食されて後退、
    鳥や魚も減っていきました。

 ◇アサザが教えてくれました。
   アサザが水面で波を和らげ、岸近くでは波がほとんど無くなっている。
    これを目にしたのがプロジェクトの原点になりました。
      

   
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■アサザの里親制度 
 〜学校ビオトープ、子どもたち、市民が主役〜

 
◇アサザを植えつけて、波によるアシ原の後退を食い止めよう。 
  1995年、手さぐりで「アサザの里親制度」が始まり、
   アサザを始めとする水草を植え始めました。
   里親と植付けの
主役は子どもたちと公募の市民です。
   栽培には学校ビオトープ池が大いに活用されました。
      >>学校ビオトープについてはこちら

   


 ◇粗朶消波堤の設置
   最初のうちは、せっかくアサザを植えても波でさらわれてばかりでしたが、
   沖合いに、粗朶消波堤(そだしょうはてい)を設置することで解決。
   昔ながらの波消しの仕掛けです。
   流域の里山整備で出る間伐材等を有効利用して作ります。
       >>里山整備も同時進行中。詳しくはこちら
 
   粗朶とアサザ
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■ピンチ襲来 冬季間の水位上昇で大きなダメージ
 ◇湖岸の植物は危機的に減りました。
   1996年、 霞ヶ浦開発事業 の一環として、安定した水資源確保のために
    冬季間の水位を上げる措置がとられ、その影響を受けたのです。
         <影響>霞ヶ浦では冬季に水位が下がるのが自然な姿です。
         生き物たち、特に植物はそれに順応しています。
         だから冬季に水位が高いことは、それら生き物にとって致命的。
         また、自然界は、多様な生物の互いの営みで成り立っています。
         一つの種が打撃を受けると、他の種にも影響が連鎖的に広がるのです。

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■市民の声が国を動かす 〜植生帯復元事業〜

 ◇強い危機感を感じた研究者や市民達は、
  冬季の水位管理停止を訴え続けました。
   国交省がそれに応えて、事業を開始しました。

   ・植生帯の復元を実験的に実施し、その期間中は水位上昇をやめる という
     画期的な内容です。

    ・2000年10月〜2002年7月 、11箇所で取り組みが始まりました。 
     地区の特性に応じた自然な復元をめざすものです。

    
 ◇工事の内容
   浅瀬を造成し、波を和らげる粗朶消波堤を設置するものです。
    底土の流出を防ぐことにより、植物の定着を助ける働きが生まれます。
    造成が終わった場所には、植物を植えつけます。
        
    ・地区によっては、小島などの複雑な地形を作る試みもあります。 
      >>工事の詳細は 霞ヶ浦河川事務所サイトをごらんください 。

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■生き物が戻った!〜毎年の調査で追跡中〜
 ◇重要な調査
   ・調査は霞ヶ浦河川事務所が委託事業として事業化しています。
   調査ではアサザ基金が重要な役割を担い、生物種ごとに定期的に実施しています。

   流域にお住まいの方にも参加していただき、きめ細かい調査を進めています。

   ・調査結果は市民の皆さんにお知らせしています。
    また研究者により解析され、日々、反映されています。
      
  
  ◇アサザのお花畑
   ・取り組みの甲斐あって、アサザのお花畑が広がっています。
    復元地区11箇所の他、自主的に植えつけた場所でも秋になると黄色い絨毯が。
    >>お花見情報はこちらから

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■取り組みはまだまだ続きます。ご一緒にいかがですか? 

 ◇2006年3月現在、取り組みに参加したのは流域の170の学校と
   11万人もの地域の皆さんです。
   現在でも流域の小学校を中心に企業の方々などが、里親や植え付け、その他いろいろな
   場面でアサザプロジェクトに参加しています。
 
  ・昔はそこがどんな場所だったのか、 どんな植物が生えていたか、
   地域の人々がどんな風に利用していたのかを子どもたちが地域の
   お年寄りから聞き取り、一緒に絵を書いてもらったりアンケートに答えてもらいます。
   これは地元自治体の世代間交流事業という福祉事業を活用しています。
昔はね
     <図をクリックすると拡大します>

    
  ・ヨシやマコモ、オギやススキなど、植えつける植物もずいぶん増えました。
  ・自生していた場所の遺伝子を守るために、場所ごとに管理をしています。
   >>系統保全についての研究報告はこちら

  ・まさに、市民による公共事業。今後もいっそう活動を広げ、深めていきます。
   皆さんのご参加をお待ちしています。
   調査アサザの植付けや、粗朶切り出しのための「一日きこり」など、
   たくさんの活動をしています。 


詳しくはアサザ基金までお問い合わせください。
住所: 〒300−1233 茨城県牛久市栄町6−387
TEL:029−871−7166  FAX:029−871−7169  E-mail:asaza@jcom.home.ne.jp
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