湖がよろこぶ農産物
|
||
|
|
|
|
1. これまでの経緯 アサザプロジェクトによる外来魚対策事業は、1996年から始まりました。 外来魚駆除についての行政への要望書、外来魚を水揚げする事で、水質浄化に繋がるという仮説の設定、 その為の調査、実行に向けた環境パートナーシップの締結、助成金獲得、漁業者の賛同、水揚げ、農業者の賛同、 農作物生産、流通企業の賛同、販売、消費者の賛同という多くのステップやハードルがありました。2006年2月に外来魚は、 ついに食べものに姿を変え、市民に届きました。このことは、アサザプロジェクトによる新しい社会システムの提示と考えます。 ![]() |
||
![]() <水揚げの様子> |
<出来上がった魚粉> |
<魚粉飼料で卵の生産> |
2.事業の考え方 湖には、生活排水(42%)、農業排水(降雨・産地・農地で36%)、畜産排水(9%)工業排水(5%)(数字はいずれもチッソ。霞ヶ浦河川事務所)が流入しています。アオコの発生など富栄養化の原因となるチッソ・リンがそれらの排水に含まれ、湖に溜まっていきます。中でも、農業排水には、地域の外(主に海外)から地域に持ち込まれた化学肥料・有機肥料由来のチッソ・リンが含まれています。これらが湖の富栄養化の原因となります。 しかし、これらのチッソ・リンも農業の栄養素として、湖から漁業を通じて回収する事ができます。行政の浚渫事業よりも、チッソ・リンを効果的に回収できて、地域に経済効果も生まれます。 農業では、霞ヶ浦・北浦で生産された地域の魚粉を使用して、地域の特産品となる農作物、名づけて「湖が喜ぶ食べもの」を生産することができます。 食は「人に良い」と書きます。消費者は、食べるという玄関から、湖に思いを馳せ、漁業・農業を感じ、環境和全型の暮らしに移行を始めることができます。 |
||
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
3.事業の効果 魚粉事業は、1年目、下図の過程を経て ![]() このような効果がありました(2006年2月2日時点で、判明分のみ)。 ![]() 当表のほかに、湖の資源管理の効果、漁業・農業における雇用創出効果、経済効果、地域活性化効果などは調査中です。 豊富な切り口を持ちます。 スーパーの店頭で、湖の水質浄化を可能にするアサザプロジェクト。 今後の展開としては、更なる湖からの水揚げの増量、それに必要な資金調達の仕組みづくりなどを通じて、アサザプロジェクトの一翼として、新しい社会システムの提案と構築に貢献してまいります。 この場をお借りして、これまでのアサザプロジェクトにてご活躍されてきた多くの先達達と、今、関与をしてくださっている様々の方々に、心から深く謝意を申し上げます。 |
||
| [HOME] |