生きものとの出会い

   霞ヶ浦流域での、たくさんの生きものたちとの出会いを、皆さんにもご紹介します。
     >>こちらもどうぞ活動日誌や、生きもの道地球儀プロジェクト にもたくさんの出会いがありますよ!


2008/4/5
◆アオモンイトトンボ 今年はじめてのトンボを見つけました!  4/7 up

 この日は毎年春の恒例「のっこみ観察会」でした。霞ヶ浦高浜入りをみんなで観察して歩いていると、ところどころでバシャバシャと水しぶきが上がります。鯉やフナが浅瀬に卵を産みに来ているのです。この日の観察会は子どもたちの参加が多く、みんな魚や水生昆虫を探しに走り回っていました。湖の土手の草むらを歩いていると、所々からヤゴから羽化をしてトンボになったばかりのアオモンイトトンボが次々と飛び立ちました。今年はじめて霞ヶ浦で目にしたトンボです。どのトンボもまだ羽化したばかりで羽や体も柔らかく色も出ていません。湖畔のちょっとした草むらも幼いトンボたちの大切な隠れ場所になっています。 
 
飯島 博


2008/2/19
◆アカガエルのタマゴ  2/21 up

 土浦二小のビオトープに、2/18(月)アカガエルが産卵して行きました。土浦二小の周囲はほとんど住宅街ですが、わずかに残った雑木林の小さな丘が、ビオトープから見えます。おそらくアカガエルはそこから夜間、産卵に来たものと思われます。しかし、小さなアカガエルでは丘の上からはビオトープは見えないので見つけたことに驚きです。寒い日が続いていますが着実に春が近づいていることと、土浦市の住宅街にも自然が残っているのでうれしく思います。
 
 霞ケ浦・北浦流域の小学校には、子どもたちが生きものの目になって作った様々なビオトープがあります。ビオトープにはこのほかのカエルも産卵に来ると思います。これからどんなカエルのタマゴが見られるか楽しみです。
 皆さんもいろんなカエルのタマゴを、池やたんぼなどで探してみてはいかがですか? 見つけたらぜひ教えて下さい。


2007/12/1
◆ アキアカネ産卵 12/4 up

アキアカネの産卵を目撃しました。
このトンボは初秋から初冬期にかけて、収穫後の水の溜まった田んぼをはじめ、湿地、水たまり等に卵を産みます。昔はごく普通に見られたトンボですが、今ではあまり見られなくなってきました。その大きな原因の一つが、田んぼに冬の間、水を張らなくなったから。
卵を産む場所がなくって、アキアカネはとっても困っているんです。
でも、東田中の谷津田では生きもの達の事を考えた米作りをしているので、アキアカネをはじめ、生きもの達があふれています。まだ来られていない方は、ぜひ一度お越しください。谷津田の生きもの達と一緒にお待ちしております。


2007/8/10
◆キイトトンボ  9/7 up

牛久市内の小中学校のビオトープでは、最近、キイトトンボの姿が良く観察できます。キイトトンボはその名のとおり、全身黄色で、その特異な体色のため、簡単に種類を特定出来ます。ビオトープのように抽水植物や沈水植物が茂る池沼や、水田など、あまり流れのない場所に生息しています。
 
トンボは種類によって、生息場所や産卵の仕方が異なります。牛久市内の小中学校には様々なビオトープがあります。ビオトープで見られるトンボの種類も増えてきています。今度はどんなトンボが見られるのか楽しみでなりません。
皆さんもいろんなトンボを探してみてはいかがですか?変わったトンボを見つけたらぜひ教えてください。


2007/5/7
◆ シュレーゲルアオガエルの卵 5/10 up

牛久市遠山谷津田にて

ゴールデンウィークを過ぎてほとんどの田んぼで田植えが終っています。
谷津田でも同様です。
シュレーゲルアオガエル、トウキョウダルマガエル、アマガエルの大合唱がカエルの喜びを現しているようです。

遠山の谷津田ではシュレーゲルアオガエルの卵を見つけました。
このカエルは木の上で生活するため、谷津田のような田んぼと森が隣り合わせになった場所には多くいます。



2007/5/1
◆ ムナグロ 

今、霞ヶ浦流域の田んぼやハス田には、渡りの途中のシギやチドリの仲間がたくさん来ています。
その中でも一番数が多いのがムナグロというチドリの仲間です。
この鳥は、オーストラリアや東南アジアで冬を越し、初夏にはシベリアなどの北極圏まで旅をして子育てをします。
日本には旅の途中に体力を回復させるため立ち寄ります。
4月中旬から5月中旬ぐらいまでのわずか1ヶ月ぐらいの間のことです。

生きものの道地球儀プロジェクトでは、この鳥の情報を
皆さんからも募集しています。
霞ヶ浦流域やそれ以外の地域でも大歓迎です。
日本のどの場所で見られるのかみんなで明らかにしていきましょう。
皆さんも是非、この鳥の情報をこちらから投稿して下さい。


2007/4/10
◆ ヒガシカワトンボ 

4月10日 鹿島市山之上の谷津田にて。
このトンボは平地から山地にかけての清流に生息しています。関東地方では成虫は4月下旬から7月中旬かけて見られます、水量が豊富で年中水温があまり変わらない源泉などの場所では12月初めまで見られます。

平地で見ることは非常にめずらしく、水量も多く、常に湧き水が絶えない山の上の谷津田はヒガシカワトンボにとって過ごしやすい環境なんでしょうね。
体色は♂は金属光沢の強い緑色を持ち、♀は胴色ですが、ニシカワトンボとオオカワトンボとの中間の特徴を持ち、非常に見分けがつきにくい種の一つです。大きな違いは生息地がヒガシカワトンボのみ、関東以北に生息しているということだけです。



2007/3/29
◆ アズマヒキガエルの卵 

アサザ基金事務所のビオトープにヒキガエルが現れました。
建物の裏(北)側から夜になるとクックック、クックックという声が聞こえ、暗闇のビオトープでモゾモゾと動く姿がありました。
翌日、ビオトープに産み落とされた卵です。
昨年は、3月17日に産卵したのに今年は、3月28日だったので、今年は来ないのか心配していましたが、ようやく現れてホッとしました。


2007/3/24
◆ カンムリカイツブリ 

霞ヶ浦・北浦の冬の水面を賑わせていたカモたちもいよいよ数が少なくなってきました。
カンムリカイツブリもすっかり夏羽に生え変わり色鮮やかです。
約半年間湖で過ごした鳥たちも多くはシベリアや中国大陸まで長い長い旅をします。

今年の秋にも元気に帰って来るんだぞ!


2007/3/10
◆ アズマヒキガエル 

NEC田んぼづくりプロジェクトのイベントの時に田んぼの脇の水路で佇んでいました。このカエルは、3月〜4月にかけて山(雑木林)などから水辺に下りてきて、卵を産むカエルです。このところ温かかったせいでしょうか?早とちりしてしまったんでしょうか?1匹だけ水路に出てきているのを発見しました。何匹ものカエルが一箇所にやってきて、複数のオスが1匹のメスを奪い合います。これをカエル合戦と言います。

例年ではもうそろそろ田んぼに下りてくる頃なので近いうちにカエル合戦が見られることでしょう。


2007/3/10
◆ 二ホンアマガエル 

3月10日にNEC田んぼづくりプロジェクトにて土の中の生きもの観察を雑木林で行いました。
小さなダニやアリ、クモ、ムカデなどが見つかりましたが、落ち葉の中には、カエルが冬眠していました。
まだ、肌寒い季節なので本格的な活動は田んぼに水が入ってからになると思いますが、落ち葉の下でじっと寒い冬を乗り越えていました。
また、この個体は、体全体が金色に輝くなんとも不思議な色をしたアマガエルで、このプロジェクトの幸運を予感させ、みんなで大盛り上がりしました。


2007/2/6
◆ アカガエルが動き出した!

2月2日に潮来市立牛掘小学校のビオトープの隣にある田んぼに二ホンアカガエルの卵塊がひとつありました。
2月6日には神谷小学校の子どもたちが再生している学校の隣の谷津田に、二ホンアカガエルの卵塊が7つもありました。ひとつはオタマジャクシになりはじめていました。もう二ホンアカガエルが産卵のために動き出しています。
アカガエルはまだ寒い1月2月頃から水溜まりやため池など水の中に卵を産みます。皆さんも近くの谷津田やため池などを探してみてください。


「写真提供:ふじしろ野鳥と楽しむ会 塚本英夫氏」
◆ ハマシギの群れ 

2006年12月29日 かすみがうら市ハス田にて。
霞ヶ浦で越冬する数少ないシギの仲間です。
多くは、旅鳥(春秋の渡りの途中、一時的に見られる)ですが、中には霞ヶ浦周辺で越冬する群れもあります。
この場所では、60〜80羽ぐらいの群れが2つ見られ、全体で150羽ぐらいになりそうです。
ハス田でも、水があまり入っていない、所々に土が見えている場所で、泥の中にクチバシを差し込んで一生懸命餌を探していました。

オオアオイトトンボ
2006/10/13
◆ オオアオイトトンボ現れる!

10月13日 鹿嶋市内の谷津田にて。
このトンボは、6月頃から羽化(ヤゴからトンボへ)します。しかし、トンボになるとすぐに林内に移動してしまいます。
やがて、秋が深まってくるにつれ林から水辺に移動してきて産卵します。そのため、この時期になると見かけるようになります。
産卵する場所は、水辺に生えた木の枝の中です。メスがお尻で枝に穴を空けます。春になると前幼虫(ヤゴになる前の幼虫)が枝から落ちて水の中に入ります。水辺から離れた場所で生まれると水辺まで飛び跳ねて移動してくるそうです。
体全体に緑色の金属光沢があり、羽を広げてとまることが出来るのが特徴です。

オオシオカラトンボ(♂)
2006/08/08
オオシオカラトンボ(♂)

2006年8月8日、土浦市立土浦小学校にて。
名前は大きい塩辛トンボの意。シオカラトンボによく似ていますが、目が黒いところが識別のポイントです。
明るく開放的な環境を好むシオカラトンボに対して、オオシオカラトンボは林の縁などのやや暗い環境を好み、
かなり明確に棲み分けていると言われています。
しかし、土浦小学校のビオトープでは、両方の種類を同時に観察できました。
木があってうっそうとした場所があるからでしょうか、10m×10m程度の小さな池でも、 明るい場所と暗い場所の両方があることで、よく似た両種が共存していることが、観察できました。


梅雨草
2006/7/24
ツユクサ

梅雨の真っ只中に元気に咲くツユクサ。
青紫の鮮やかな花が道の片隅に咲いていました。



ハラビロトンボ
2006/6/15
ハラビロトンボに会いました
 6月15日、牛久市立第二中学校のビオトープでハラビロトンボに出会いました。
ビオトープにやってくる生きものはどこから来たのかな?学校の周りを見に行こうという、テーマでの谷津田観察を終え、解散したところでした。
アサザプロジェクトの学校ビオトープ(110校余り)でも、はじめての記録です。
ビオトープのどの辺りがハラビロトンボのお気に召したのか・・・
体のつくり、くらし、すみかをよく調べてみたいと思っています。子ども達に見てもらえなかったのが残念でした。

アサザの花
2006/6/12
アサザの花が咲きました
 旧麻生町(現行方市)の富田のアサザの群落は、 霞ヶ浦で一番大きい群落です。 そのアサザに花が4輪咲いていました。 例年に比べ、葉は、密度が少なく、元気がなさそうでしたが、 花が付いていました。 といっても、花本番という状態ではなく、浅瀬の岸に近い場所で 花がわずかに見られる程度です。 8月下旬の見頃には、遠くからもアサザの花の黄色い絨毯が水面に広がっていることでしょう。
>>アサザのお花見についてもっと詳しく

イチモンジチョウ
2006/6/5
ウツギの花にイチモンジチョウ
 本日(6月5日)、NEC社員と協働で酒造りに取り組んでいる田んぼでウツギの花が咲いていました。
ウツギの花にちょうどイチモンジチョウがやってきました。
そのほかにもマルハナバチの仲間などもやってきて、
谷津田のレストランとなっていました。

ヒミズの死体
2006/5/25
 ヒミズを発見
 5/25、牛久市立向台小学校で「生きものとお話する」授業を行いました。公邸内にあるビオトープの観察を4年生のみなさんと行っていたところ、ひとりの生徒が小さなモグラの死体を見つけました。よく見ると、よく見かけるアズマモグラとは前足の大きさやしっぽの形がかなり違います。
 生徒が見つけたのはヒミズでした。体長は10cmくらいでした。落ち葉や腐葉土の積もった森に住んでいます。アズマモグラのように土を掘ってトンネルを作らずに、ふかふかの落ち葉の中で暮らしています。エサは、虫やミミズ、クモ、種子などです。
 向台小のビオトープの横には谷津田につながる森があるので、ヒミズがやって来たのかもしれません。めったに見られないヒミズを発見して子どもたちも大喜びでした。

杜若の花
2006/5/23
 事務所のビオトープに華が咲きました!
 アサザ基金事務所には、ビオトープがあります。2001年に造ったビオトープです。ここには、学校にあるビオトープと同じように霞ヶ浦・北浦に元々あった植物を植えてあります。そのひとつがカキツバタです。今、紫色の可憐な花を咲かせて、ビオトープに正に華があります! また、近隣からやってきたヒキガエルが3月に産卵し、現在、徐々にカエルになってビオトープから旅立とうとうしています。大きくなってビオトープに帰って来いよ!!






◆今年最初に出会ったのは、冬眠から目覚めた
ニホンアカガエルの卵たちです。

 ○石岡市高浜 2/27 卵塊4コ
 ○鉾田市青柳 2/20 卵塊2コ
 ○鉾田市青柳札場 2/20 卵塊6
    ・2つは産卵直後。翌日も2コ産卵。

 ○鉾田市野友   2/20卵塊405コ 
     ・産卵日は不明

 ○牛久市柏田町 2/21卵塊35コ
     ・産みたても、1週間ほど経過したものもありました。

 ○鹿嶋市須賀  2/23 卵塊有り
     ・産みたてのものも、時間がたったものも
    ・抱接している個体も確認しました。



 ニホンアカガエルについて : 
生きもの地球儀プロジェクト」のカエルページで詳しくご紹介しています。




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