第6回アサザプロジェクト公開講座
霞ヶ浦の管理を巡る合意形成に向けて 

〜互いの問題理解の違いを知る方法について〜


2004年2月11日
講 演:齋藤 和彦 氏   (独)森林総合研究所

齋藤和彦さんは、市民参加による森づくりについて研究されています。
なぜ、森づくりを研究されている齋藤さんが湖での事例を研究対象にしたのでしょうか?

その理由は、まず、湖(霞ヶ浦)の保全を考える市民団体「霞ヶ浦・北浦をよくする市民連絡会議(以下、市民連絡会議)」が、
「一日木こり」という森林の保全活動に取り組んでいる点に興味を引かれたからでした。また、市民連絡会議は「『市民による環境保全戦略』かすみがうら・ローカルアジェンダ」という総合的で具体的な施策提言書を発行しており、同時期に建設省関東地方建設局・水資源開発公団から発行された「霞ヶ浦 人と自然の共存をもとめて」と対比させることで、合意形成に関する事例研究ができると思ったからだそうです。

今回の講座では、
コグニティブマップ法という手法を用いて、両者の意見の違いを分析した研究をご紹介いただきました。この手法を使って、それぞれの問題の理解や施策を一つ一つ比較検討していくことで、お互いの意見のどこがどう違うのかを具体的に示し、議論を有効にするポイントを見つけることができます。また、自説に自己矛盾がないか検証したり、自分の意見が相手にどう受け取られるかある程度予測することも可能です。


当日配布資料
こちらです (PDFファイルです。Adobe社のAcrobat Reader でご覧になれます。)


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