協力会員でもあるピースボートの野平さんより、3年前からお誘いいただいていた「船上での講演」がやっと実現しました。今回は韓国のNPO「環境財団」との共催クルーズで日韓交流が大きなテーマとなり、参加者600人の半数が韓国の方々でした。私たちはフィリピンから第回ピースボートに合流し、有機農業を見学、農作業を体験したり、農薬被害のお話も伺いました。フィリピンの田んぼでトンボやカエルをじっくり観察したり、水牛に乗ったりすることが出来ました。韓国釜山に向かう3日間の船上では90分の講演を無事勤め、韓国の小学生40名を相手に出前授業も行ないました。しかし、海が大荒れの日に韓国NGOの要請で急きょ行なわれた講演会では、激しい揺れに耐えかねて、壇上から途中退席し拍手に見送られながらトイレに駆け込む事態も発生しました。釜山に上陸したあとは、地元の高校の生物教師であるパクチョンロク氏の案内で洛東江(ナクトンガン)河口を見学し、開発の波に孤軍奮闘しながら自然保護に取組んでおられるお話などを伺いました。その実直なお人柄には、感銘を受けました。1998年にラムサール条約に登録された広大な沼地である牛浦(ウポ)沼に到着すると、オオヒシクイが大群をなして空に舞い、アオサギやヘラサギ、白鳥を観察しました。牛浦沼にはアサザやオニバスなどが生育し、トキを呼び戻す計画もあると伺い、アジアの隣国同士の思いは同じをあることを知り、うれしくなりました。今回のツアーに参加したことを機に、韓国との交流をますます深めていきたいと考えております。
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