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つばめのお宿探し体験記 |
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2年前(2001年)の8月、アサザの植え付け会でのできごと。 私:「あら?つばめこんな所にいた」 村上さん:「えっ?」(ちなみに村上さんとはアサザ基金のスタッフの方です) 私:「家の周りにいたつばめがいなくなっちゃったんで、何処へ行ったんだろう?南の国へ帰っちゃったのかな?と思ってたら霞ヶ浦にいたんだ」 村上さん:「いやいや巣立ったつばめは、昼間は田圃や川等餌の捕れそうな所にいて、夜になると『ねぐら』と言って大きな葦原に集まって集団で寝るんですよ。そして、秋、十分に体力が付いたら南の国へ渡って行きます。茎崎橋にもねぐらがあるんですよ。見に行ってみますか?」 私:「えっ。地元にそんな所があったんですか?」 | |||
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その日の夕方早速茎崎橋へ行ってみると、東谷田川の上流からつばめが現れ、1羽、2羽、あれよあれよと言う間に増えて、200羽位でしょうか?つばめのねぐら入りが見られたのでした。こんなに沢山のつばめをいっぺんに見たのは初めてで、感激しました。そして、「このねぐら調査をやってみませんか?」と言われ、調査をする事にしました。 その年は、何処の葦原がねぐらとして利用されているのかと、牛久沼周辺の葦原を探し歩きました。夏の夕暮れ、水辺は涼しく、丁度いい夕涼みでした。 2年目にはねぐらが15km四方に1つ位と判ったので、自宅から1番近く、確実にねぐらとして利用されている茎崎橋を定点調査する事にしました。 |
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1週間〜10日位に1度日没30分位前に橋に行き、ひたすら空と睨めっこ。双眼鏡片手に一人橋に佇む姿は「怪しい」と思われるのか?帰宅の学生、ウォーキング、犬の散歩の人に訝しげに振り向かれている様な気がしても気にしない、気にしない。 夕景のあまりの美しさについつばめの数を数えるのを忘れそうになったり、強風で自転車が倒れた上に自分も立っているのがやっとだったり、それでもつばめはやって来る。定点調査する事により、季節の移ろいを感じ、自然の素晴らしさを再認識し、更に、生来の負けず嫌いも手伝って(他の人が同地で私よりつばめを沢山見たと聞くと悔しくて)調査にはまっていったのでした。 又、素敵な出会いもありました。橋の袂の森の里団地に住む知人母娘が偶然通りかかり、「こんな所で何してるんですか?」と声をかけられました。 私:「つばめのねぐら調査。ほら、水面を見てみて。つばめが沢山飛び交っているでしょう。ほら、空を見て。つばめが飛んで来るでしょう?」 母娘:「本当知らなかった。葦原をこんな風に鳥が利用してたなんて。葦原って大切なんですね」と言ってくれました。 その時調査に付き合ってくれていた友人も、「凄い、素敵!葦原大切にしなきゃね。」と言ってくれ、さらに今年会った時には、「又、調査するの?」と興味を示してくれました。 百聞は一見に如かず。テレビやパソコンで疑似体験は幾らでも出来ますが、実際に本物を見た感動は得られないと思います。ご用とお急ぎでない方、茎崎橋へつばめを見に来ませんか?つばめと私がお待ちしております。 あなたを待ってる人がいる〜♪ |
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2003年3月9日 いりえ たかこ |
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