湖と森を結ぶアサザプロジェクト 大きいケロちゃん 中くらいのケロちゃん 小さいケロちゃん

 9月21日のアルバム 
東田中の田んぼも、9月上旬のアキタコマチに続き中旬からはコシヒカリの収穫が始まり、餅米などが残るだけとなりました。北ノ入の日本晴は、10/22の収穫予定と予想されます。
キッ、キキキ・・・・9/16には秋を知らせるモズの高鳴き。9/17にはサシバのピッ、クイーという最後の声を聞きました。 東南アジアに旅立ったのでしょうか。蝉の声は次第に衰え、かわりに茂みの中のコオロギたちの声が高くなってきました。早生の栗も、いがを開いて落ち始め、遅れていた豊水梨の収穫も終盤です。

秋色の田んぼ

【1】少し稲穂の色が変わってきた北ノ入たんぼ。斜面のヤマザクラは今年もわくら葉が多く枝ばかりになってしまいました。



【2】穂が重くなってきました。
葉はまだ青く、蓄えた栄養分をせっせと穂に送っています。実に栄養を運ぶ穂の茎が黄色くなれば稔りの作業は終了です。カメムシの害も多くなく、ほっとしています。

夏の日差し

【3】東田中田園都市センターのすぐ隣にある休耕田ビオトープ(オニバス田んぼ)ではミズアオイが見頃。
青紫の田んぼの宝石が一面に輝きます。午前9時半頃から夕方までご覧になれます。

精鋭のmission

【4】遅れていた湖のアサザも満開。
恋瀬川や浜など見頃になりました。アサザのお花見は良く晴れた日は11頃まで。雨の日は咲きません。浜の群落は鹿島鉄道浜駅前。お越しの際は、のんびりゆったりの鹿島鉄道をご利用ください。週末午前10時半の「アサザ号」も運行中。  鹿島鉄道(株) http//www.katetsu.co.jp/

色とりどり

【5】北ノ入田んぼを離れて、よその田んぼを眺めてみましょう。
色とりどりの変な田んぼですね。これは東田中田園都市センター近くにある古代米見本園。五種類の米があります。私たちが管理しています。色もとりどり、本当は米には多様な世界があります。
 



【6】しっかり育った稲。
でも、よく見ると隣には小豆が・・・そう、ここは畑の真ん中。育っている稲は陸稲です。陸稲は水稲と異なり、畑で育つ稲です。茨城では多いのですが、 結構めずらしがられます。作られているのはほとんどが餅米でうるち米は希です。



【7】田んぼの稲の脇で育っている紫色の植物は?そう、これも稲です。観賞用の品種の稲。
葉も穂も濃い紫色です。



【8】田んぼはコシヒカリの美田。しかし一角にこんもりと濃い緑色に茂るものが・・・?これも稲の一種「みとらず」です。 穂が出るのはコシヒカリに比べるとずいぶん遅いのですが穂が出る前に刈りとり手早く干し上げるとわらに緑色が残るのが自慢です。これは注連縄(しめなわ)用の品種で、 茎葉がしなやかで細かい細工に向きます。正月を迎える為の大切な稲です。穂を収穫しないので「実採らず」。伝統文化を大切にする人の存在がうかがえます。



【9】田んぼでどっしりと育って、ずいぶん立派です。大人の背丈ほどになって・・でも立派すぎる?これは稲ではなく、 マコモの一種の「リュウキュマコモ」。寄生する菌類で肥大した果穂を食用にする「食用マコモ」です。10月頃収穫します。中華料理の高級食材で、大変美味です。 田んぼは稲だけのものではありません。レンコン(ハス)を始め、セリ、ショウブ(5月5日の縁起物)、クワイ(正月の縁起物)と様々な作物が作られています。 田んぼとして使っていくことで、田んぼの生き物たちや地下涵養機能や治水機能が維持されています。
水田農業の多様性をご紹介いたしました。

ツリガネニンジン

【10】朝露を従えたツリガネニンジンの花。宮沢賢治も感じた、釣鐘の音が聞こえてきそうです。



【11】この植物の名は?そう、「ミズタマソウ」。アカバナ科の目立たない植物ですが雨の後や朝露を受けると果実に生えた毛に水滴が付いて名の通り水玉に。 田んぼの脇の藪の縁にひっそりと金剛石を隠し持って暮らしています。



【12】秋になると華やかなのはツルボ。名の由来は不明ですが夏の終わりに草を刈った所などでみごとに群生します。




【13】 秋の野を彩るノハラアザミ。キタテハなどの蝶が良く訪れます。



【14】風体が変わっているメナモミ。がくの部分が粘ついて付着し種子を一緒に運ばれます。

これがレイシです

【15】田んぼの脇の林では立ち枯れのコナラにマンネンタケが。霊芝(れいし)として知られたきのこで非凡な形状の為、 吉兆とされます。森では枯れた樹木を片づけてくれる働き者。



【16】この時期目立つのが枝付きの未熟なドングリ。カラスのいたずらと思うなかれ。これは、甲虫のゾウムシの仲間のチョッキリ類の仕業。葉を丸めるオトシブミ仲間です。ドングリの殻をよく見ると褐色の点があり、そこに穴があけられて卵を産んであります。地上に落とすのは他にじゃまされず幼虫が育つため?それにしてもわざわざ葉付きの枝ごと切り落とすのは落下の衝撃を和らげるための知恵?




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