3月4日のアルバム
いよいよ蔵出しです。5月の田植えから10ヶ月、手作りの米が手作りの酒となりついに姿を現しました。
谷津田でも田んぼの周りでプログラムが行われていました。
谷津田のプログラムのテーマはかぎりない「物質の循環」。 秋から春へ、新しい年の稔りの糧となる大切な作業を体験してもらいました。
【1】
まずは前日の準備の様子など。
レンコンにニンジン、鯉を煮付けました。1月14日のイベント時につくった ならせ餅は細かく砕いて焦げないように 丁寧に揚げて紅白のあられにしました。折しも桃の節句、春らしい仕上がりです。
【2】
酒作りで削られた米の外側の粉「しんこ」で餅を作ります。かなり熱い湯と米粉を混ぜて固めの生地をこね上げます。汗をかきながらこねているうちに、不思議と口数が少なくなって来ました。すっかり終えると不思議な笑みが・・・。
【3】
さて、2005年度米を使用した特別純米酒「愛酊で笑呼(ITでエコ)」は白菊酒造の倉庫で出番を待っていました。今年は、720ml(4合)と300ml詰めの2種類を瓶詰め。
前日詰め終えたばかりの瓶たちが箱の中に整列していました。
明日はいよいよご対面です
【4】
いよいよ当日。前日は横殴りの霰に雨に雪でしたが夜には止んで、夜半にはすっかり天候が回復。雪の筑波山を望んでうるわしい朝を迎えました。
【5】
白菊酒造の廣瀬専務の案内で
酒の製造工程をご案内いただきました。
酒を搾る「槽(ふね)」の前で、
説明を聞きます。
見学の最後には、新酒と、特製の袋吊り原酒や白菊酒造自慢の製品の試飲も行われました。
【6】
合間に酒瓶へのラベル貼りが行われます。糊でていねいに張り付けます。大人も子どももひとしきり作業に没頭。 北ノ入産日本晴の玄米と精米の見本づくりや小冊子の仕上げも行います。ラベルの貼られた瓶の首にかけて製品の完成です。手に手に持って記念撮影。
【7】
かつては、わらも収穫し、農作業に活用していました。秋の収穫に欠かせない稲束の結束用の「りっつおう」もその一つ。そのリッツオウ作りを、午前、午後に体験していただきました。手のひらで二組のわらに撚りをかけ、同時に手元で二本を撚り合わせます。やってみると、あれれ、意外に簡単。やはり、慣れることが大切なようです。
同時に、かつては農作業に欠かせなかった
「こも」編みを模した、ミニこも編みも体験しました。
【8】
田んぼA、BとFに挟まれたヤマ(林)で、クヌギ、コナラの落ち葉を集めます。熊手や手であつめるとどんどん山が大きくなっていきます。遅れて農家から借りたかごも届き、一気に落ち葉の山が大きくなりました。後日、北ノ入米の糠と一緒に積み直し、堆肥として熟成させます。
【9】
野山を荒らす竹林も、ちょっと前まで大切な資源。竹林は利用によって手入れされ、荒らすと言うことはなかったのです。
前日の3/3にNECボランティア・スタッフの皆さんのご協力で、東田中の竹林から竹材を切り出し利用に貢献していただきました。午前中は、長い竹を一気に割る少々豪快な技術に挑戦。鉈で割れ目を入れた端を持ち上げて裂くように二つに割っていきます。上側の曲げ方を調整する事でちょうど、中央で割れるようにします。これがなかなかムツカシイ。割った竹は堆肥置き場の材料に使われます。
【10】
池の西側の林を手入れしました。谷津田の田んぼは湧水が頼り。その湧水を育む林は大切な場所です。過剰に繁茂した笹を取り除くと林の地面の床かな植生が回復し、水源林としての機能が高まります。生物多様性の回復にもつながっていきます。笹とはいえ、高さは6mほどもあり、倒すのがたいへん。
それでも、約10名で1反(1000平方メートル)ほどを片付け、林がすっかり明るくなりました。
【11】
1月に切っておいたコナラやヤマザクラを利用してきのこの菌を植えました。シイタケにはコナラ、ナメコにはヤマザクラと、それぞれのきのこの菌が好む木を原木にします。専用のキリをつけたドリルで孔を空け、菌がまわった木片を、金槌でしっかり打ち込みます。これで菌がまわるまで置けばよし。
シイタケの原木は夏に風通しが良いように立てて並べ、収穫は2007年の春から。
ナメコは地面に半分埋めておき、収穫は2006年秋からです。
【12】
田んぼや水路に住んでいる生物を一斉に調べました。
真冬だというのに、ずいぶんたくさんの生き物たちが水中で暮らしていました。田んぼプロジェクトによって、水深が浅く緩やかな流れのある箇所や、流れのない水域などいろいろな環境が作られてきたので、生きものが増えてきています。
【13】
東田中田園都市センターでは午後に展示を開放。今回のお酒のラベル貼りや包装などをお願いしている、福祉作業所「あけぼの荘」の方など、地元の方も見学に訪れました。四季の田んぼの様子や使用した伝統農具、そして、行事の様子をつづった「イベントギャラリー」。一年間の思い出がよみがえります。
写真等は、3/26の東田中区総会(自治会に相当)のまで展示されました。またこの日はアサザ基金の飯島から一年間の成果を報告いたしました。
さて、2005年度米を使用した特別純米酒「愛酊で笑呼(ITでエコ)」は白菊酒造の倉庫で出番を待っていました。今年は、720ml(4合)と300ml詰めの2種類を瓶詰め。
前日詰め終えたばかりの瓶たちが箱の中に整列していました。
明日はいよいよご対面です