ビオパークの水質浄化効果 
SS(浮遊物質):約70%除去 
クロロフィル濃度:約60%除去 
チッ素・リン:20〜40%除去 
 
  
自然のエコシステムを利用して水質浄化 
 
 「土浦ビオパーク」は、市民が自由に出入りできる親水公園であるとともに、市民が野菜や花を栽培・収穫することで、土浦港の水質浄化を図るという浄化施設でもあります。 
 
 ここでは、1日約1万m3の水を汲み上げ、その水に含まれるチッ素やリンを、野菜のクウシンサイ、野花のワスレナグサなどに栄養分として吸収させ、水質浄化を図っています。 
 
  
ビオパークの水質浄化メカニズム 
 
湖水にあるチッ素やリンを含むSS群が??むとともに、サカマキガイなどの微小動物を食べ成長します。 
 
ドジョウやカワエビなどの小動物が微小動物を食べ成長するとともに、その排泄物、死がいがバクテリアなどに分解され、植物の栄養分となります。 
 
栄養分としてチッ素やリンを吸収した水生植物を収穫し、系外に取り出すことで、栄養?減少・透視度上昇を図り、処理水として放流します。 
 
  
市民が育てるビオパーク 
 
 ビオパークの浄化能力を保ち続けるには、湖水から栄養分を吸収した水生植物を湖外に取り出す必要があります。 
 
 そこで、市民のみなさんに、水生植物を食用・観賞用に収穫、また施設近くで堆肥化したものを持ち帰り、家庭で活用していただきたいのです。 
 
 
  
1 浄化 
 植物や小動物とともに、土浦港に美しいかがやきを取りもどしましょう。 
 
2 花や野菜の栽培 
 市民農園として、花や野菜を育ててみましょう。 
 
3 花や野菜の収穫 
 収穫した花や野菜を家庭で利用したり、訪れた人に配布して、その効果をお話してみましょう。 
 
4 堆肥の活用 
 施設でできた堆肥を持ち帰り、家庭農園や歌壇で有効活用してみましょう。 
 
5 市民や観光客の憩いの場 
 かれんな野花を楽しめる憩いの場として、霞ヶ浦の新しい観光スポットにしま〔しょう。〕 
 
 
  建設省 霞ヶ浦工事事務所・茨城県・土浦市・世界湖沼会議市民の会・霞ヶ浦研究会 
 
(注) ?は判読不明、〔〕は私が補いました。 
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