田んぼ塾 トピックス

(2001年第3期)


 インディカ米試食
 インディカ紫黒米をすり鉢に一つかみ入れソフトボールでゴリゴリ。籾が取れた米をピンセットで1粒1粒取り分け数日かかって、スプーン1杯の米粒。
 もう疲れた。少なすぎるけど、我慢できないから白米2号に混ぜて炊飯器にピピッ!炊けた炊けた。きれいな紫色のモチモチッとしたおいしいごはんが炊けました。
 ジャポニカは中身は白いけど、インディカは中身も黒い。ほんの少しできれいな色が出る。それではと、蒸しパンに入れたら紫パンになるかと思ったら失敗でした。
 それにしても米100粒で2.5gにしかならない。(こんなに小さなものは郵便用の秤で)3日かかって10g400粒。1合160gの籾摺りに48日かかってしまう。飢え死にする前に考えたのがフードプロセッサ。米が割れてしまう前に取り出すこと。
 100円ショップで目の粗さの違うフルイを3つ購入、米の大きさと形に合わせてうまく米だけ落ちますように。1本の稲穂に171粒。1合が6400粒37.4本!!! あの束が茶碗1杯にしかならないの?            関谷

 籾摺り機の試運転
 小型の籾摺り機を購入しました。(9月運営会議)大竹製作所ミニダップFC4S(重量55kg)価格16万(支払いは助成金を予定しています)です。籾摺り方式は、スロア羽根を高速回転(スキマ1〜2mm)し脱ぷする。12日、購入先土浦横田機械が立会い試運転しました。地元農家佐野好男さん方にしばらく、保管をお願いしています。今日は電源お借りしました。好男さんも立ち会って下さいました。会から、松本、水田、土屋が立会い試運転。太郎兵衛餅と長粒種インディカ米の籾摺りしました。太郎兵衛餅は、籾の水分少し多く、米としては美味しいが脱ぷしにくい。また、ワラクズ、ゴミ、枝梗などが雑じっていたがホッパーを詰らせなければOK。インディカ米もうまく籾摺りできました。
 最初に籾摺り体験するのは宍塚小学校6年生(高野先生)19日午前10時から、好男さん宅の庭で行いました。 土屋

 救援米について(2001/6)

 田んぼ塾の活動に対して誤解に基づく良からぬ風聞が耳に入った。風聞の一つは、稲作をしてはいけない減反休耕田で米を作っている。二つ目は救援米を全部出荷せずに一部を自分達で消費しているということである。どちらも事実無根であり、非常に憤慨している。その辺を詳しく説明したい。
 田んぼ塾では、地元農家から許可を頂いた約20アールの減反休耕している水田を利用して活動している。田んぼは米を生産しても減反休耕として取り扱われる救援米制度を利用した。
 救援米は食料が十分にいきわたらない地域の人々への人道的運動と国内で多くの農地が耕作放棄地になっている現状の中で休耕田の機能を守ることを目的に実施されている。
 収穫した米は、アジア・アフリカ救援米運動を進めている「食とみどり・水を守る労農市民会議」を通じて北朝鮮に送られた。土浦市で救援米制度を利用したのは宍塚の自然と歴史の会が始めてである。
 昨年(2000年)の田んぼ塾の田んぼでは、5アールに通常の稲作を手植えでコシヒカリを栽培し、5アールを古代米など11品種そろえた稲の見本園をつくったり、その他の場所には稲で『サシバの里』の文字やサシバの絵などを描いたり、秋のイベント『収穫祭』で使用するしめ縄用の稲も植え付けた。農家の手を借りずに田んぼ塾の塾生だけで週末を利用して作業した。無農薬なので草がどんどん伸びて草取りが間に合わなかった。塾生が水管理の知識が不足していたことと、週末だけの水管理ではうまく対処できなかった。また、そもそも、サシバの生息環境を良くしようと始めたことなので収量に対してはあまり気にしていなかった。それでも収量はコシヒカリが約120キログラムとその他の品種はおおよそ60キログラムの計180キログラムを救援米として納めた。ただし、見本園の11種類の品種は少量すぎて籾摺りが委託できないこと、受け取ったほうも嬉しくないであろうと、農家から米を60キログラム購入して代納した。そのような訳で、すり鉢による籾摺りやイベント時に会員への販売や料理に使ったのは田んぼ塾で収穫した米を利用した。
 農家が普通に稲作をすれば10アール当り480〜600キログラムの収量がある。それに比べれば会の収量は2割程度で、とても生産と呼べる状況ではない。
 茨城県と土浦市に田んぼ塾での稲作づくりは自然環境保全や環境教育を目的としたもので、米の生産を目的にしたものでないので減反政策と切り離して考えるように、お願いに何度か出向いた。しかし、行政のガードは固く、止むを得ず救援米とすることで減反政策をクリアすることにした。救援米として海外の飢えに苦しむ人たちに援助を差し伸べることは尊いことであるが、自分達で汗を流して作った米が口に入って、初めて環境教育が完結すると考える。海外援助は別な問題として捉えるべきである。
 今年、田んぼ塾では、社団法人農業環境整備センターが進める、農業農村の多面的機能を活用した環境教育『たんぼの学校』の企画コンテストに入選して30万円の賞金を頂いた。
 農業政策は、水田の多面的利用や公益機能を評価しようとする動きと減反政策の進め方があまりに矛盾している。行政は減反の目標値を達成することが目的化するのではなく、農業にとって、市民にとって、何が一番良い方法なのか考えて行動して欲しい。
                             佐々木

 「田んぼの学校」支援センターに登録(2001/4)

 社団法人 農村環境整備センターから当会、田んぼ塾は、農業農村の多面的機能を活用した環境教育「田んぼの学校」を推進するグループとして「田んぼの学校」支援センターに登録されました

 第3回「田んぼの学校」企画コンテスト(2001/4)

 社団法人:農村環境整備センター主催の第3回「田んぼの学校」企画コンテストに応募し,選考(114件)の結果、企画賞に選ばれました

題目「市民がすすめる里山のコメづくり−学びと実践の『田んぼ塾』」
宍塚の自然と歴史の会「田んぼ塾」 


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宍塚の自然と歴史の会 2001