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「〔98/11〕空から見た稲敷〜鹿島」について

分類: 〔98/11〕空から見た稲敷〜鹿島
(登録日: 1998/11/29 更新日: 2024/04/07)

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1998/11/22:阿見飛行場←(往復)→鹿嶋市上空



霞ヶ浦とその周辺地域をどのように捉えると新しい認識が生まれるかは、『マッピング霞ヶ浦*』のテーマの一つです。霞ヶ浦の風景は、鳥のように空から眺めてみたいとかねてから思っていました。「鳥瞰」とも言いますね。「鳥の視点」とは言い得て妙なるものがあります。『マッピング霞ヶ浦*』では、地上の視点から実風景を捉え続けてきましたが、空から見た風景を加えることにより、地域の地形的・社会的状況を一瞥できるようになります。幸い、阿見飛行場からセスナ機を飛ばして霞ヶ浦上空を遊覧できるサービスがあると知り、この日初めて空撮を試みました。料金次第ではお好みのコースも選べるようですが、初めての経験でしたので、標準コースの一つ「鹿島神宮コース」を選びました。阿見町〜美浦村〜稲敷市(旧桜川村)〜行方市(旧麻生町)〜潮来市(旧牛堀町〜旧潮来町)〜鹿嶋市の上空を往復しました。この日の天候は曇天ながら、視界は決して悪くはありませんでした。ところが、搭乗した時間帯には視界が次第に悪くなり、期待したほどには良好な視界が得られなかったのが惜しまれます。
 

空撮の映像掲載について


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撮影日: 1998/11/22 美浦村上空



特別な装備は何もないDVカメラでどの程度の質の画像が得られるかを試みてみました。わずか30分ほどの遊覧で撮ったDVから900点ほどの画像を抽出しました。限られた時間で多くの風景を捉えようとしたので、相当にピントの甘い映像が多数含まれていますが、できるだけ多くの異なる映像を載せていくのが『マッピング霞ヶ浦*』の趣向ですので、厳選はしないで掲載していきます。できれば各画像に地名等の文字を付加して地域理解の手助けをしたいところですが、数が多すぎて作業量が膨大になることから文字は付加せずに掲載します。
 

空撮後の素材価値検証


質と量のバランス
何と言ってもピントが甘いのが惜しまれます。カメラをゆっくり動かすなどの配慮で改善はできるかもしれませんが、数を増やしたいと思うと、勢い速く動かしてしまいます。よく撮れた空撮の写真などは、「じっくりと構えて撮る」というものでしょうから、やはり画質は犠牲になるということかもしれません。「質をとるか、量をとるか」という選択が要求されているように思います。総じて見ると、割ときれいに撮れたものもあり、わずか30分で得られた素材と考えれば、悪くないのではないだろうかと思います。

DVの解像度の限界
DVの解像度の限界(640×480ピクセル)は、かなり画質に影響しています。解像度が高ければ、それほどカメラを急いで回す必要もなく済むわけですから。解像度が低いので、多くのサンプルを得るためにより多く撮らなければならないということになります。

画像合成の可能性
DVから抽出した多数の静止画を素材に大きな風景画像を合成することができる点は、解像度の低さを補ってくれます。この可塑性が写真では得にくい利点かもしれません。

セスナ機からの視界の限界
これは撮っていて一番に感じた点です。2列×2席の機内の前列席から撮影しましたが、映像をご覧になっておわかりの通り、視界の制約をかなり受けています。さらに、フロントガラスは湾曲しているので、湾曲部越しの風景は結構歪んでいます。
 

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