1955年に6村が合併して出島村ができました。出島村は1997年、町制を施行し、町村名を「出島」から「霞ヶ浦」へと変えて「霞ヶ浦町」となりました。この日2005/2/27には霞ヶ浦町の閉町式が行われました。ちょうどその日に、霞ヶ浦町役場の駐車場に行ったのは全くの偶然です。
2005/3/28に霞ヶ浦町は千代田町と合併して「かすみがうら市」となりました。合併に伴い、市庁舎は旧千代田町役場を使うこととなり（千代田庁舎）、霞ヶ浦町役場は霞ヶ浦庁舎として旧２町の分散的な自治を担う形にはなっています。しかしながら、行政の中心がよそに持っていかれた、という印象は否めず、生まれてからこのかた我が郷土と思ってきた出島村＝霞ヶ浦町の存立していた時代が幕を下ろした、という寂しさはおさえようがありません。
振り返ってみれば映画『米』は新生「出島村」の協力を得て製作された作品です。この映画の存在が「出島村」が存在していたことの証し、といっても言いすぎではないぐらいに現在に、また未来永劫にその存在を主張し続けていくことでしょう。
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