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霞ヶ浦の自然 かすみがうらネット 鈴木康夫 kasumigaura.net

消えゆく植生霞ヶ浦⇒ヒシ、柳、ヨシ帯、アサザ、ミクリ他

カテゴリ: 消えゆく植生 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦流域の水草 市町村: かすみがうら市・石岡市・小美玉市
(登録日: 2003/11/23 更新日: 2011/12/10)

かすみがうらのしぜん


    ◆消えゆく植生霞ヶ浦⇒ヒシ、柳、ヨシ帯、アサザ、ミクリ他◆

霞ヶ浦の各所でヨシやマコモ、ミクリ他の植生がこの5〜6年の間に見るに堪えぬほど寂しく変化した。
ヨシの多くは土の部分がなくなり、株化して、湖面にぽつん、ぽつんとたっている。
以前この辺は、場所によってマコモを始め、低生植物もかなり見られたがほとんど姿を消した。
当時は水性植物にによる水質浄化もかなり期待できたが、最近あまり耳にしなくなった。
ヤナギの大木も最近では数が少なくなった。
高浜入りでは少しは見られるが、今後このような大木が新しく育って行くだろうか。
ヤナギの木の記録も残したい。
ヨシキリ他、渡り鳥の営巣もヨシ帯の中で見かけることが最近少なくなってきた。ヨシの群落の多くがなくなり、沖へ向かっていたヨシ帯が岸辺近くまで減退したためだ。
ヨシ帯が回復しないと渡り鳥ももっと減少するだろう。
ヨシの写真のように最近では根の部分の土が削り取られて岸辺の至る所で哀れな姿になった。
 

消えゆくか霞ヶ浦岸辺のヨシ帯


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記録日: 2003/10/06 霞ヶ浦町安食
現在、かすみがうら市安食付近の霞ヶ浦湖岸のヨシやヤナギの植生

(9件)
01 葦,安食A 02 葦,安食B 03 安食,03−10 04 ヤナギ古木A,安食
05 ヤナギ古木B,安食 06 ヤナギ古木C,安食 07 ヤナギ,井関 08 ヤナギ,三ツ谷1
09 ヤナギ,三ツ谷2

(7件)
01 安食,03/10/06 02 葦,安食D 03 葦,安食E 04 葦,安食F
05 葦,安食G 06 葦,安食H 07 葦,安食J

ヒシ群落も高浜入り湖面で群落が見られなくなった。


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記録日: 1996/08/29 ヒシ、霞ヶ浦町柏崎付近,最近出現ない。

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記録日: 1996/08/29 ヒシ群落,霞ヶ浦町柏崎付近、最近は見られない。
現在、かすみがうら市柏崎付近の霞ヶ浦湖岸のヒシ群落。玉里湖岸(現在小美玉市)や石岡市石川付近でも大群落があった。現在は大群落はない。

(7件)
01 ヒシ、柏崎2, 02 ヒシ、柏崎3, 03 ヒシ、柏崎4, 04 ヒシ、柏崎5,
05 ヒシA柏崎7, 06 ヒシ、柏崎8, 07 ヒシ、柏崎9,

北浦のアサザも鹿嶋市他、二十数カ所の大きな群落があった。

(6件)
01 アサザ鹿島,A1 02 アサザ鹿島,A2 03 アサザ鹿島,A3 04 アサザ鹿島,A4
05 アサザ鹿島,A5 06 アサザ鹿島,A6

(3件)
01 ヒシ、石川1,霞ヶ浦の水草 02 ヒシ、石川2, 03 ヒシ、石川3,

豊だった高浜付近の植生。しかし、現在は多くの植生が消滅した。


ミクリを中心とした、高浜湿原の植生。
今も訪れる冬鳥は多いが10年前の三村前、霞ヶ浦高浜入りはもっと多かった。2000年過ぎの今は、植生帯の消滅のためか鳥の群れが少しずつ分散している。
最近は水の中から生えている抽水植物、葦やマコモまで極端に少なくなった。
 

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記録日: 1994/12/00 鴨1、石岡市高浜入り,

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記録日: 1994/12/00 鴨2、石岡市高浜入り,
急減する植生高浜付近。  最近の10年間に植生は極端に少なくなった。特に96年終わり頃からめだちはじめた。下の写真は1993年


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記録日: 1993/07/00 石岡市、高浜入り,
(6件)
01 石岡市の湖岸植生2, 02 石岡市の湖岸植生3, 03 石岡市の湖岸植生植生4, 04 石岡市の湖岸植生5,
05 石岡市の湖岸植生6, 06 石岡市の湖岸植生1,


記録日: 1995/07/00 石岡市

記録日: 1995/01/00 石岡市
なくなった湖岸の植生。

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記録日: 2003/09/00 植生、石岡市, YP1.05(恋瀬川値),

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記録日: 2003/12/03 植生、石岡市, YP1.22(恋瀬川値)
11月の下旬からの長雨で水位上昇。ヨシ帯は波が荒いと影響を受ける。

(2件)
01 植生、石岡市三村(石川付近) 02 石川人工湖岸遠景,

ミクリ**消えゆく植生、石岡市高浜付近


高浜付近のミクリ昨今

ミクリは1990年の初め頃、高浜駅付近の湿地と、恋瀬川河口にかけて約5万株くらいと、高浜、三村前、新川(三村前)、石川、八木、三ツ谷、玉里を結ぶ湖岸にそれ以上の群落があった。しかし2003年の今、当時から比べると数十分の1に減ってしまった。現在は恋瀬川河口付近の根固めブロックの中に株化した個体が残っている。ブロックの中にあるので株が流されないが新芽の伸びる先が無いのでいずれは消滅するであろう。





ミクリは一番手前の緑の濃い部分。その先緑の薄い部分がマコモ。 後方の背の高い枯れ葉の部分がヨシ。

 

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記録日: 1994/05/00 ミクリ*石岡市高浜入り、

茨城県行方市(旧玉造)霞ヶ浦湖岸植生


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記録日: 1996/05/11 茨城県玉造町、霞ヶ浦湖岸植生
行方市(旧玉造)高須〜井上湖岸の植生(1996)

説明、03フトイ他,05エビモ?,07アサザ,08日本タンポポ,
(8件)
01 玉造湖岸植生1, 02 玉造湖岸植生2, 03 玉造湖岸植生3, 04 玉造湖岸植生4,
05 玉造湖岸植生5, 06 玉造湖岸植生6, 07 玉造湖岸植生7, 08 玉造湖岸植生8,

kasumigaura.net ”霞ヶ浦の自然”or Nature of lake Kasumigaura by Suzuki Yasuo
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