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鹿島神宮と初詣渋滞


分類: 〔00/01〕元日の水郷路・鹿島詣 地域: 鹿嶋市
(登録日: 2000/04/30 更新日: 2024/04/07)

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初詣の名所・鹿島神宮


初詣の名所は全国各地にありますが、霞ヶ浦*周辺では、鹿島神宮、成田山新勝寺、香取神宮が特に有名です。特に北浦と面する台地に位置する鹿島神宮は、水のイメージが重なり合い、神話的イメージを漂わせています。JR鹿島線で北浦を渡り鹿島へ入る時は、水によって隔てられた神の土地へ入る、という独特な思いを伴います。舟で往来した古い時代と交通手段は変わっても、神の土地・鹿島はまさに水の存在によって形作られているのだと実感します。
 

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撮影日: 2000/01/01 鹿嶋市宮中・初詣で賑わう鹿島神宮


鹿島の集客力の不思議


この年の鹿島神宮への初詣の人出は50数万人という報道がありました。このような水郷の果ての過疎な土地に一体どこからこんなにも多くの人が集まるのか、非常に不思議な感じがします。鹿島周辺の人口はさほど多くはないにしても、首都圏を背後に控えた土地ならではの集客力なのかもしれません。そう言えば、鹿島アントラーズのホームゲームが毎回満員になる理由も首都圏を背景にした地の利による力が大きいのでしょうか。
 

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撮影日: 1998/10/17 鹿嶋市神向寺・超満員のカシマスタジアム


正月恒例の初詣渋滞


私の実家があるかすみがうら市(旧霞ヶ浦町)方面から鹿島神宮へ行くには、R355を南下し潮来市永山でR51に入り、北浦に架かる神宮橋を渡って鹿島入りするのが常道であり、最短路でもあるのですが、神宮橋周辺は正月には初詣渋滞が起きます。水に囲まれた土地故にアクセス経路が少ないのがこの渋滞の背景にあり、これがこの土地特有の社会現象になっていることは、これまでにも何度か触れました。

鹿島の初詣渋滞は、かつて一度経験したことがあります。私がビデオカメラを買う以前、1980年代後半のことなので、『マッピング霞ヶ浦*』にその時の映像記録はありません。昼に出て帰宅した時には周囲は既に暗くなっていました。その頃は北浦大橋もなく、鹿島への経路はあまり選択肢がありませんでした。今回は、あらかじめこの渋滞がわかっていたので、佐原へ直行し、JR鹿島線で佐原−鹿島間を往復するという手段をとりました。

案の定、この日も神宮橋には渋滞する車の列が出来ていました。この渋滞を避け、しかもJR鹿島線から水郷の景観を堪能しようという狙いは、ほぼ期待どおりにうまくいった感じがします。
 

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